2017年2月26日日曜日

確定申告「損失」申告:医療や寄付の控除効果なし

青色申告で出しているが、H28年度は、損失申告となった。
そのため、収める税金も戻ってくる税金も「0円」。
いつも、十数万円の還付金があったので損をした気分になった。


  • 損失申告になるときの注意点
医療費控除・寄付金控除・政党等寄付金控除は、申告しても無駄になる。
効果が出てこない。

実は、申告書を書いていて(*)、還付金の金額をシミュレーションして初めて気がついたのである。「医療費控除」「寄付金控除」「政党等寄付金控除」の金額をいろいろ変えても、どうやっても、欠損である限り、税金の計算すべてが「0」なのであった。
つまり、還付金が「0」なのである。

※ 青色申告特別控除額も「0」。なんと、復興税も「0」だった。左側にある基礎控除の「38万円」は生きていた。所得から差し引かっる金額は「プラスXXX万円」だった。固定資産税は、損益計算書の⑧項の租税公課に経費としていつも記入している。営業収入の他、公的年金等の項に今年度から振り込まれ始めた年金額を記入した。

*:国税庁の「確定申告コーナー」のWebページで作成。Webページで作成するので、勝手に計算して、判断して、欠損申告書を作成してくれる。

  • 欠損になったときの対策
「医療費控除」「寄付金控除」「政党等寄付金控除」を効果的に使うために、妻が出している確定申告書に添付しなければいけない。損をする。
これらの控除は、夫婦や同居する家族なら、誰かの確定申告書に添付できるであるから、妻にお願いをした。
本来なら、過去収めていた所得税金をさかのぼって還付してもらえる(*)のだが、書類を作る気力がで出なくてあきらめた。再来年度は廃業しそうだし。
*:純損失の繰越控除や繰戻し還付


  • 出した方が良い

国民健康保険をはじめその他の税金額に影響するので、収入金額を公的に確定させるために提出した。

2017-2-26-SNM