2013年11月21日木曜日

キャノンのプリンタMP630の分解の記録

写真は追加する。
  • 分解を始めたところ(2013-10-29)
  • 駆動系の部分を拡大撮影

  • 円形のフィルムには、デジタル処理をするための細かな正確な線が入っていた

  • 下の写真は、ヘッドクリーニングする際にインクを捨てる場所
  • この場所にはインクを吸い出すらしいポンプもあったし、下全面に、インクを吸い込ませるためのマットが敷き詰めてあった(バラバラにした最後に分かった)
  • エラーして使えなくなる鍵が、ヘッドそのもの以外にこの辺にもあるのかもしれない。


  • 下の写真は、ポンプの部分を分解していった様子

  • ポンプの本体

  • ポンプの部分を分解

 
  • 下の写真は、カバーを取り外して重ねた山
  • スキャナのガラスは再利用したいので、丁寧に取り外して保管
  • 一番下敷きになっているのが、スキャナーのカバー(上蓋)。
  • どんどん、ネジを見つけながら、バラバラにして行く。
  • 用紙を搬送するときのガイド板があったが、ただのガイド板ではなかった


  •  ガイド板に埋め込まれた小さな円盤には、クッションを持たせるためにバネが通されており、紙を引っ掛けやすいようにサメのような歯が立ててあった。とにかく小さい。

  • 最後、一番下に敷き詰められたマット(インキ吸い取り)が出てきた。後ろから撮った写真である。黒くなったマットは、たっぷりとインクを吸い取っていて、触ると指が真っ黒になってしまった(インクは吸い取られたままで乾燥はしていない)。
  • このインクの出所は、ヘッドのクリーニングで消費されたインクである。捨てる場所が、このマットであって、ポンプは、ヘッドが捨てた場所から吸い出す役目を持たされているのかもしれない(ポンプから出ているチューブの行き先から想像しての話)。
  • 駆動系の部分の塊

  • ギア(プラスチック製、白色)が多数あった。複雑な動きを作り出していた。学校の工作を思い出す単純な仕組みなのだが、細かく巧みに組み合わせているので、予想以上の複雑な動きを作り出していた。

  • 取り外したモーターとネジ類
  • バネは、本当にいろいろな種類が大量にあった
  • 6日間かけてゆっくりと分解作業を楽しんだ
  • とにかく、部品の多さにびっくりした。どうやって、こんなに細かい精密なプリンタを、工場で組み立てていたのだろうか。
  • 部品を交換しながら、末長く使いたかったプリンタである。
  • MP630とMP640を、相次いで失った。涙。
  • 兎に角、もったいない。
  • それに尽きる。
  • 修理に出せば良かったのかな、、、、

2013-11-5-nk
20122-11-21-nk-更新 

キャノンMP630の「U052」エラー:復活せず

今度は、単身赴任先のアパートで使っていたMP630が、「U052」エラーして起動せずダウン。
下記のブログに、メンテナンス機動の方法と、メンテナンスモードでの操作がが書いてあったので、記す。

ただし、今、私のヘッドの先は、5mmの深さで水浴中。

http://pc-kaden.net/log/eid56.html

三ヶ月ぶりに使おうとしたのだが、インクはカラカラになっていた。
今日は10月4日なので、猛暑の中、部屋が最上階にあるので部屋が温室になる(40度になる)ので、プリンタがダメになったのだろうか。

更新中
2013-10-4-nk


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ヘッドをカラカラに乾かした後、元に戻し、インクを送り込む動作を待った。
しかし、すぐに「U052」エラーが出る。
ヘッドを乾かしすぎたのか、インクがはじかれ、うまく浸透していかない。
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悩んだ挙句。
MP-640の経験もあり、横浜のアパートを引越す予定もあり、復活はないと決心して捨てることにした。それは、2013-10-29のこと。

  • キャノンのプリンタに復活なない
-多分、プリンタには寿命があるのだと思う。
-新しい機種へ買い替えてもらうための措置だと思われる。
-MP640は調子よく使っていた直後に電源を切り、数時間後に使おうとしたら起動すると「エラー」が出たわけである。
-MP630は、1っヶ月ぶりに使おうとしたら、インクが乾燥して空っぽになっていた状況だったので、それが悪かったのかもしれない。
-多分、ROMか何かに書き込んだ時限(使った印字時間?)に達したのだと思う。
-修理を受け付けてくれるが、丁度長期保証期間も過ぎたところだったので、高いので諦めた。要するに、「買い換えてください」という話と理解した。
-それとも、状態が良ければ、永遠に使えたのだろうか?
-調べたブログには、復活したという記事がいろいろ出ているが????
-共に、5年間も使った。
-たくさんプリントした。
-もう良い。とてももったいないが捨てる。
-キャノンはHP社が競争相手だとしているそうなので、安価なプリンタを作らされている状況というので、会社が生きるには買い替えいるから、それに則して捨てることにした。
-更新の時に書き忘れたが、プリンタはヘッドをクリーニングするが、分解して気がついたのだが、吸収ポンプが巧妙な構造物の形で主要な付属部品として配置してあった。これ、「一定以上のインクが貯まると終わりになるはずだったけど」と関係しているのかもしれない。ならば、プリンタを起動すると必ずヘッドをクリーニングするが、その回数に合わせてプリンタヘッドの寿命があるということかもしれない。ならば、ヘッドをクリーニングして復活するのはなぜか?それは、正真正銘汚れている時。汚れていないのにエラーが出ているときは、復活しない。これは、寿命設定に達した時かと見られる。かつて、同級生だった設計技術者から聞いたことがある。当時(1990s)、最新のドラム型洗濯機を20万円以上で購入し、小学生と保育園に通う年子の二人と赤ん坊の4人の子育て真っ最中のころ重宝していた。しかし、突然、ある朝、忙しい時に壊れた。壊れた場所が、電源を入れるスイッチ!!! 聞いたら、そこを一番弱く作っていると(最初に壊れる場所としていると言われた)。そして、万全なものは作らないと(買い換えてもらわないと会社潰れるしなとも言われた)。
-しかし、今は違う。良いものを大切に修理しながら使うへ、向かわなければならない。かつて、街の電気屋さんが、なんでも修理をしてくれたように、、、
‐「買い換えた方が安いよ!」であってはならない。
  • ブラザーのプリンタ(DCP-J4210N)は安心できる
-時々、ヘッドの動く音がしている(24時間保守)。
-多分、ヘッドの一番良い状態を維持してくれている。
-娘たちも夜中や試験直前に使っているが、実に快調である!!
-いきなり電源を入れて印刷指示しても、きちんと答えてくれる。
-DCP-J4210Nプリンタへの安心感がある。
-画質は、確かにキャノンMP630/640の方が上だと思う。しかし、プリンタへの安心感は、絶対的にブラザーのDCP-J4210Nの方が「上位」だと実感している。

更新中
2013-11-21-nk


2013年11月4日月曜日

オフィスプリンタが印刷するしくみ

WindowsやMacintoshから家庭用のプリンタやオフィスプリンタへ印刷する時、データはどのように作られ印刷へと進んでいるのか?

例えば、MS-Wordで文章を書く。

  1. 印刷メニューを選び、接続したプリンタを指定する。
  2. プリンタメニューがを表示して、必要な設定をする。
  3. 設定をする。
  4. 印刷ボタンをクリックする。
  5. WindowsはGDI(Graphic Device Interface)が、MachintoshはQuickDraw/Quartzが、MS-Wordから来た文書情報を解釈して、中間的な文書情報を作る。
  6. プリンタドライバは、この中間的な文書情報を受け取り、プリンタメニューで設定した内容に沿って処理を行い、ビットマップデータを作る)。
  7. ビットマップデータ(圧縮されることが多い)は、プリンタへ送られる。
  8. プリンタは、ビットマップデータをそのままプリントする。


ポストスクリプト仕様のプリンタやフィルムセッター、CTP出力機の場合は、PostScript-RIPが付属しているので、ポストスクリプトファイルあるいはPDFファイルのデータが送られている。
2通りの進み方がある。
Adobe Illustratorを使っている人は、前者の方法をよく使っている。

  • 印刷メニューでプリンタを選び(PPDファイルがプリンタの特性を表示)、実行をすると、ポストスクリプトファイルに変換されてそのまま直接プリンタのRIPに送り込まれ、RIPがビットマップデータへ変換してそれをプリンタが出力する。
  • アプリケーションから印刷を選ばずに、ポストスクリプトファイルやepsファイル、あるいはPDFファイルに保存する。そして、保存したファイルをRIPの監視フォルダの中に入れる方法で出力をする。


そのような仕組みになっていると、理解している。

2013-11-4-nk