2013年11月21日木曜日

キャノンのプリンタMP630の分解の記録

写真は追加する。
  • 分解を始めたところ(2013-10-29)
  • 駆動系の部分を拡大撮影

  • 円形のフィルムには、デジタル処理をするための細かな正確な線が入っていた

  • 下の写真は、ヘッドクリーニングする際にインクを捨てる場所
  • この場所にはインクを吸い出すらしいポンプもあったし、下全面に、インクを吸い込ませるためのマットが敷き詰めてあった(バラバラにした最後に分かった)
  • エラーして使えなくなる鍵が、ヘッドそのもの以外にこの辺にもあるのかもしれない。


  • 下の写真は、ポンプの部分を分解していった様子

  • ポンプの本体

  • ポンプの部分を分解

 
  • 下の写真は、カバーを取り外して重ねた山
  • スキャナのガラスは再利用したいので、丁寧に取り外して保管
  • 一番下敷きになっているのが、スキャナーのカバー(上蓋)。
  • どんどん、ネジを見つけながら、バラバラにして行く。
  • 用紙を搬送するときのガイド板があったが、ただのガイド板ではなかった


  •  ガイド板に埋め込まれた小さな円盤には、クッションを持たせるためにバネが通されており、紙を引っ掛けやすいようにサメのような歯が立ててあった。とにかく小さい。

  • 最後、一番下に敷き詰められたマット(インキ吸い取り)が出てきた。後ろから撮った写真である。黒くなったマットは、たっぷりとインクを吸い取っていて、触ると指が真っ黒になってしまった(インクは吸い取られたままで乾燥はしていない)。
  • このインクの出所は、ヘッドのクリーニングで消費されたインクである。捨てる場所が、このマットであって、ポンプは、ヘッドが捨てた場所から吸い出す役目を持たされているのかもしれない(ポンプから出ているチューブの行き先から想像しての話)。
  • 駆動系の部分の塊

  • ギア(プラスチック製、白色)が多数あった。複雑な動きを作り出していた。学校の工作を思い出す単純な仕組みなのだが、細かく巧みに組み合わせているので、予想以上の複雑な動きを作り出していた。

  • 取り外したモーターとネジ類
  • バネは、本当にいろいろな種類が大量にあった
  • 6日間かけてゆっくりと分解作業を楽しんだ
  • とにかく、部品の多さにびっくりした。どうやって、こんなに細かい精密なプリンタを、工場で組み立てていたのだろうか。
  • 部品を交換しながら、末長く使いたかったプリンタである。
  • MP630とMP640を、相次いで失った。涙。
  • 兎に角、もったいない。
  • それに尽きる。
  • 修理に出せば良かったのかな、、、、

2013-11-5-nk
20122-11-21-nk-更新 

キャノンMP630の「U052」エラー:復活せず

今度は、単身赴任先のアパートで使っていたMP630が、「U052」エラーして起動せずダウン。
下記のブログに、メンテナンス機動の方法と、メンテナンスモードでの操作がが書いてあったので、記す。

ただし、今、私のヘッドの先は、5mmの深さで水浴中。

http://pc-kaden.net/log/eid56.html

三ヶ月ぶりに使おうとしたのだが、インクはカラカラになっていた。
今日は10月4日なので、猛暑の中、部屋が最上階にあるので部屋が温室になる(40度になる)ので、プリンタがダメになったのだろうか。

更新中
2013-10-4-nk


////////////////////////////////

ヘッドをカラカラに乾かした後、元に戻し、インクを送り込む動作を待った。
しかし、すぐに「U052」エラーが出る。
ヘッドを乾かしすぎたのか、インクがはじかれ、うまく浸透していかない。
.
.
.

悩んだ挙句。
MP-640の経験もあり、横浜のアパートを引越す予定もあり、復活はないと決心して捨てることにした。それは、2013-10-29のこと。

  • キャノンのプリンタに復活なない
-多分、プリンタには寿命があるのだと思う。
-新しい機種へ買い替えてもらうための措置だと思われる。
-MP640は調子よく使っていた直後に電源を切り、数時間後に使おうとしたら起動すると「エラー」が出たわけである。
-MP630は、1っヶ月ぶりに使おうとしたら、インクが乾燥して空っぽになっていた状況だったので、それが悪かったのかもしれない。
-多分、ROMか何かに書き込んだ時限(使った印字時間?)に達したのだと思う。
-修理を受け付けてくれるが、丁度長期保証期間も過ぎたところだったので、高いので諦めた。要するに、「買い換えてください」という話と理解した。
-それとも、状態が良ければ、永遠に使えたのだろうか?
-調べたブログには、復活したという記事がいろいろ出ているが????
-共に、5年間も使った。
-たくさんプリントした。
-もう良い。とてももったいないが捨てる。
-キャノンはHP社が競争相手だとしているそうなので、安価なプリンタを作らされている状況というので、会社が生きるには買い替えいるから、それに則して捨てることにした。
-更新の時に書き忘れたが、プリンタはヘッドをクリーニングするが、分解して気がついたのだが、吸収ポンプが巧妙な構造物の形で主要な付属部品として配置してあった。これ、「一定以上のインクが貯まると終わりになるはずだったけど」と関係しているのかもしれない。ならば、プリンタを起動すると必ずヘッドをクリーニングするが、その回数に合わせてプリンタヘッドの寿命があるということかもしれない。ならば、ヘッドをクリーニングして復活するのはなぜか?それは、正真正銘汚れている時。汚れていないのにエラーが出ているときは、復活しない。これは、寿命設定に達した時かと見られる。かつて、同級生だった設計技術者から聞いたことがある。当時(1990s)、最新のドラム型洗濯機を20万円以上で購入し、小学生と保育園に通う年子の二人と赤ん坊の4人の子育て真っ最中のころ重宝していた。しかし、突然、ある朝、忙しい時に壊れた。壊れた場所が、電源を入れるスイッチ!!! 聞いたら、そこを一番弱く作っていると(最初に壊れる場所としていると言われた)。そして、万全なものは作らないと(買い換えてもらわないと会社潰れるしなとも言われた)。
-しかし、今は違う。良いものを大切に修理しながら使うへ、向かわなければならない。かつて、街の電気屋さんが、なんでも修理をしてくれたように、、、
‐「買い換えた方が安いよ!」であってはならない。
  • ブラザーのプリンタ(DCP-J4210N)は安心できる
-時々、ヘッドの動く音がしている(24時間保守)。
-多分、ヘッドの一番良い状態を維持してくれている。
-娘たちも夜中や試験直前に使っているが、実に快調である!!
-いきなり電源を入れて印刷指示しても、きちんと答えてくれる。
-DCP-J4210Nプリンタへの安心感がある。
-画質は、確かにキャノンMP630/640の方が上だと思う。しかし、プリンタへの安心感は、絶対的にブラザーのDCP-J4210Nの方が「上位」だと実感している。

更新中
2013-11-21-nk


2013年11月4日月曜日

オフィスプリンタが印刷するしくみ

WindowsやMacintoshから家庭用のプリンタやオフィスプリンタへ印刷する時、データはどのように作られ印刷へと進んでいるのか?

例えば、MS-Wordで文章を書く。

  1. 印刷メニューを選び、接続したプリンタを指定する。
  2. プリンタメニューがを表示して、必要な設定をする。
  3. 設定をする。
  4. 印刷ボタンをクリックする。
  5. WindowsはGDI(Graphic Device Interface)が、MachintoshはQuickDraw/Quartzが、MS-Wordから来た文書情報を解釈して、中間的な文書情報を作る。
  6. プリンタドライバは、この中間的な文書情報を受け取り、プリンタメニューで設定した内容に沿って処理を行い、ビットマップデータを作る)。
  7. ビットマップデータ(圧縮されることが多い)は、プリンタへ送られる。
  8. プリンタは、ビットマップデータをそのままプリントする。


ポストスクリプト仕様のプリンタやフィルムセッター、CTP出力機の場合は、PostScript-RIPが付属しているので、ポストスクリプトファイルあるいはPDFファイルのデータが送られている。
2通りの進み方がある。
Adobe Illustratorを使っている人は、前者の方法をよく使っている。

  • 印刷メニューでプリンタを選び(PPDファイルがプリンタの特性を表示)、実行をすると、ポストスクリプトファイルに変換されてそのまま直接プリンタのRIPに送り込まれ、RIPがビットマップデータへ変換してそれをプリンタが出力する。
  • アプリケーションから印刷を選ばずに、ポストスクリプトファイルやepsファイル、あるいはPDFファイルに保存する。そして、保存したファイルをRIPの監視フォルダの中に入れる方法で出力をする。


そのような仕組みになっていると、理解している。

2013-11-4-nk

2013年7月29日月曜日

エクスプレス予約/プラスEX、ログインPW


今日、エクスプレス予約ログインができなかった。
PWが間違っていて、ログインができなかった。

結局、間違い回数が規定数を超えたという表示が、最初の行に当たらしく出てきたので、気がついた。さらに、サポートセンターへ電話するように指示が書いてあった。
PW、絶対に間違っているはずないのだが、、、、
しかし、仕方がない、書いてあるとおりに電話することにした。
※PWを再登録ができなかったので。

0120-417-419
会員専用の電話番号

[1]、「サポートセンターへ電話する」重要性:
この電話をして解除してもらうまでは、ロックがかかっており、何をしようとしても無効になることがわかった。

必ず、間違ったPWで回数を超えたという電話がいる。

すなわち、このロックがかかったままだと、PWを再登録しようとしても、うまくできない(登録作業の画面の最後に作成できませんでしたと出る/メールも来ない)。

[2]、ロックを解除するまでの時間:
電話がつながると、オペレータ(女性)が出てくる。
確か、3-2-?とダイヤルを選択。
3は、何度も試した(番号を認識しませんと出るので)。

事情を説明したところ、ロックの解除を指示しますと答えた。
そのときに必要な番号は「ID番号」か「クレジット番号」。

ロックが、5分余で解除された。
すぐに、PWを打ち込んだが、アウト。
次にPWを再登録した(下記画面:IDかPWを間違うと出てくる画面)ので、手順に従って再登録を行った。ただし、「クレジット番号」はいる。メールが指定したアドレスに送られてくるので、その中にあるリンクボタンをクリックして、PWを認証受ければ復活する。


2013-7-29-j






2013年7月18日木曜日

Windows7 自動update、"更新プログラムの構成に失敗しました"

Windows7pro(64bits)を、"lenovo X60"に新規にインストールした。
HDDは新しいSSDに取り替えた。RAMはXPproを使っていたそのままの2GB。
そこへ、インストールした。
購入した"Windows7pro(64bits)"からインストールしたが、"Lenovo X60"のための特別のものは何も追加インストールせずに、すぐに使える状態で起動できた。

快適!!!!

ただし、こんなことがおきた。

➀ とても困ったこと:

  • PCをシャットダウンしたときに、Windows Updateで更新プログラムのインストールが行われた(確か101個あった)。
  • しかし、再起動したときに"更新プログラムの構成に失敗しました"、"元に戻すので、電源を切らないでください"といったエラーが起きた。直らない。


➁ しかし、うまく直せた:

  • プログラムの中から"Windows Update"を選び画面を表示させた。更新プログラムの状態が86%くらいしかダウンロードができていなかったので、ダウンロードを指定した。そして、100%ダウンロードしたら、更新プログラムのインストールが確か始まった(指示したかもしれない)。
  • そのとき、スクリーンセーバーで邪魔されないように監視した。さらに、作業中、Kingsoft AntiVirusとKingsoft System Defenderを停止した(ネットは切った)。
  • インストールが終わったら、たしか、"更新プログラムの構成"が始まった。30%で終わり再起動となったか再起動を指示された。再起動したら(Windows7の起動画面が出る)、残りの構成が始まり100%に達し、いつものログイン画面が出た。
  • それと、"自動でダウンロードとインストールする"設定をやめて手動にした。


2013-7-17-j
昨日の16日は、初めて原爆が爆発した日(1945年)

2013年7月10日水曜日

新聞、読んでいる?(新聞の将来)

新聞は、多分読んでいると思う。
いや、正確に言えば、新聞を取って読んでいる人と、Webサイトのニュースや新聞社の電子版(無料)を読んでいる人に分かれると思う。

新聞を取っている人は、折り込み広告や新規時以外のところもよく目を通していると思う。
こういう人は、電子版でもニュース記事以外のところをよく見ていると思う。

Webサイトのニュースや電子版を読んでいる人は、情報を追っかけているのでニュース記事だけだと思う。


将来、日本の新聞は消えるのか?
大幅に、発行部数を減らすのか?

調べよということで、調べた。
結論は、A4で一枚。

//////////////////////////////
失わないために、データを載せる。

引用しているので、使う時は、引用先を記述すること。
///////////////////////////////////////////////

データ: 戦中からの新聞の発行部数動向(1942年以降版)

これは、いろいろデータを探したが、良くまとめたグラフだと思った。
一番最初に見つけ、様子が良くわかったし、知りたかったことがみえる。
戦後から高度経済成長を経て、バブルの頂点を過ぎ、崩壊した後の1997年ごろにピークがあったことを、初めて知った。そして、そこを頂点にして下がっていることがわかった。
ただし、一般紙とスポーツ紙は、データを分けなければならない。

データ: 新聞協会、http://www.pressnet.or.jp/data/
新聞協会に加盟している新聞社: 2012106

新聞協会のサイトのデータを使って、グラフにした。
今は出していないさかのぼっているデータは、見つけた。

2000年を100%として、変化をグラフにした。
これを見て、一般紙は、この最近5年くらいで急速に下がっている(優位差である)と解釈した。
何が起きているのか、さらに調べることにした。
*スポーツ紙(1997年から下落)は、対象からはずした。


データ: 総務省、平成24 年通信利用動向調査、

携帯電話(スマートフォンやタブレット(wifi端末)も含むが取り出して数値化)、PC(インターネット接続と解釈)の厚生省のデータを使って、グラフにした。
インターネットの普及は2002年頃からあったが、強く影響していない。
しかし、スマートフォン(IPhone:2008年発売)やwifi端末となるタブレットの増加が、「明確に」影響していることがわかった。もっと言えば、数値を見つけることはできなかったが、モバイルwifi通信機器(私もeMobileを使っている)の普及に影響受けて、発行部数を減らしているのではないかと解釈した(スマートフォンのデザリング機能も大きい)。つまり、一人で、複数のデジタル通信機器を持つようになったのではないか。
それによって、情報を探すのは、新聞や週刊誌、雑誌の紙媒体からインターネットへ変わった(生活習慣が変わった)と、このグラフから解釈ができる。
大きな出来事と言える。

eMobileのモバイルwifi通信機器

特に、新聞協会の言う「即売」(駅やコンビニでの購入)は、減った。都会では、直感的に理解できよう。
発行部数全体に占めている割合が、6.57%(2000年)から4.57%(2012年)へ激減した(101.2万部のマイナス23%の減少)。
一方、新聞協会は、発行部数がアメリカのように激しく減少することはない(新聞は固定読者が多く、媒体の到達が安定していることがうかがえます)としている。

それは、日本独特の「家庭への宅配率が高水準の95%」と「長期期間同じ新聞をとる傾向が、16年以上66%という愛読者志向」を、その証拠として出している。



wifi通信網のイメージ図である。
公共のwifiも45万スポット以上(2012年)と増え、激増中である。
各家庭には、無線LAN(wifi)端末を無料で電話会社(au)が配布した。
そのようなことで、デジタル機器=通信会社と1対1で契約ではなくなり、1つの契約だけでも、公衆回線を使えば契約していなくてもインターネットに接続できるようになった。
それが、wifi普及の真の影響である。

データ: 存亡の期を迎えた新聞

大手新聞5社についても調べたが、傾向は同じであった。
2004年ごろまでは安定した部数(ピーク)を維持していたが、2008年から急にマイナス4.5%と転じた

各紙ごとの傾向は、下記のグラフのとおりであった。
差はあれ、減少へ転じる傾向は同じであった。


スマートフォンの契約数である。
データ: MCPCスマートフォン中期市場予測、

口数として、2012-2013年のときに、朝刊夕刊スポーツ紙など全国の加盟新聞社の総発行部数(47,777,913部)を越えている。これは、大きな出来事である。


これは、閲覧時間を調べたデータである。
データ: 博報堂DYメディアパートナーズ、対象者(男女均等)一人当たりの時間
Mobile(携帯電話)の中に、スマートフォンなどを含む。縦軸は、一日の閲覧時間。
PCとMobile(モバイル)は、インターネット(Internet)接続時間に相当する。

他にも調査データがあったが、身近な人の傾向と良く合うのでこちらを採用した。
インターネットへの接続時間は、一日2時間以上となっており、特に、モバイルの伸びはPCの伸びを鈍化させるほど強い。若年層ほど、モバイルの使用率は高くて接続時間も3時間以上と長い。
新聞の閲覧時間は、この5年間は変わっていないように見えているが、「年齢と人は年を取る」ということを考慮すると減少へ転ずる要因が明らかにある。
新聞はこのまま「高齢者の友」として死滅していくのだろうか(http://blogos.com/article/60241/」という言葉に、集約される。

年齢別の閲覧状況。
年齢が低くなるに従い、新聞を読む時間がほとんどない。
10分から40代でも25分である。

そのままの傾向が引き継がれて、10年経ったときの予想グラフである。
世代的によく読んでいた高齢者がいなくなるので、減る

このことから、確実な新聞の発行数の減少が説明できるとしている。
紙媒体の新聞や雑誌の衰退を主張する根拠は、ここにある。

もうう一つの重要な問題がある。
新聞各社の広告収入である。
データ:
①グラフ(左):媒体広告費、http://www.garbagenews.net/archives/1947830.html
②グラフ(右):新聞協会、http://www.pressnet.or.jp/data/

2006年から、確実に減っている。
マイナス38.7%の減収、金額にして2,679億円
ここの新聞社については不明だが、全体としては、激しく減っている。
まさに、インターネットへの広告の流失の影響である。

各新聞社の電子版は、
昨年2012年、86社中、電子版は57社(66%)が運用し、27社(31%)が有料化した電子新聞を発行した。日本5大紙全てが電子版を持つが、読売新聞と毎日新聞の2紙が「有料」電子版を開始していない。
電子版の有料化による収益への効果については、まだ、意見が分かれており、無料サイトがある限り有料化は成功しないという意見が強い(中国でも同じ傾向にある)。

一方、地方紙は、
全国紙にできない地域密着型の「SNS活動」(豊富な地元のニュース配信・イベント活動・地元放送局(TVとラジオ)との連携など)に力を入れ、読者を囲い込む努力を行いwifi電子メディアからの影響を防いでいる。
データが取りにくく調べにくいが、かろうじて2004年から調べると、京都/神奈川は3.7-5%と発行部数の減少は割合少なかった。
*大都市新聞を選んだのは、地方ほど人口の減少の影響が大きいので、さらに地方都市の場合が参考にはならないため。

2013-7-8-j
























2013年7月8日月曜日

15ミクロンの薄いフィルムに印刷

薄いフィルムに、印刷するのがはやっている。
それは、ペットボトルのラベルの世界だが。

北京でも、極薄いフィルムに印刷したペットボトル飲料が買った中に混じっていた。それ位、日本のその印刷(話題になった)は、特別ではない。

その15-20ミクロンのフィルムに、印刷で印刷するのは大変らしい。
すなわち、熱を下手にかけられない(いや、冷却がいるという)。
つまり、印字部分にしわが寄る(微妙な伸縮が起きる)。


コンビに行くたびに見ていたのだが、写真に取った。
ぺろぺろのフィルムなので、
輪っかにしてボトルにはめることができないので、
シュリンクの工程が使えなかったらしい。

仕方がないので、巻いて、端を糊付けしているのだと聞いた。


印刷では、
もちろん、巾広のそのような薄膜フィルムの搬送するのにも相当な苦労がいる。金属ローラがスリップしたり、すぐにしわがいったり、もちろん静電気のコントロールもいる。

印刷の方式は、デジタルではどうなのだろう。
  1. 方式は、非接触のインクジェット方式がよいらしい。
  2. トナー方式には限界があるらしい。
  3. グラビア印刷では成功している。
  4. フレキソではどうなのだろうか? 
そうだ、フレキソはKIRINだ、見に行こう。

何故、薄いのがよいのか?
印刷前後のロールの重量が軽くなる=輸送費コストダウン
12-15micron厚が、一番価格が安くなると聞いた(それよりも薄くなっても厚くなっても高い)。

2013-7-8-j


印刷の色順(刷り順)---まとめ直し

■グラビア印刷

特許公報に記載:

【0015】
グラビア印刷の方式は、表刷り印刷と裏刷り印刷に大別される。

● 表刷り印刷方式

基材が白色の紙や白色フィルムに印刷する場合を、表刷りという。
(白いフィルムや紙の手前表側に印刷する方式)

基材の上に、Y->M->C->Kの順で印刷を行なう。

(Y->M->C>K)の順が基本だが、Kを先に印刷する場合もある。そ理由は、印刷位置を調整するために、センサーが検知しやすいKを最初に印刷させたいため。
表面から見て、濃い順。


裏刷り印刷方式

基材が透明フィルムに印刷して白インキで最後覆う場合を、裏刷りという。
(フィルムの向こう側に印刷する方式)

基材の上に、K-C-M-Yの順に印刷した後に白インキを印刷する。

何故この様な色順で印刷しているのかは、グラビア方式の印刷の仕組上、基材に対して濃い色から印刷しなければならない技術的な理由から来ているらしい。

1つは、黄色が透明でない。Yを最期に刷ると、黄かぶり印刷再現になるというインキの特性から来る制約。

逆に言えば、色再現やその他不都合がなければ、どの様な順番で印刷しても良いということのなる。

なおさら、インクジェット印刷の場合ではその機械の順番がただしいという言うことになる。なぜならば、インクジェットのインクの特性に合わせて作られているのだから。

ただ、Kを先刷りに持って行くのは一理あって、印刷位置の調整に都合がよいということで、たとえば、Kを印字して位置がセンターになかったとき、基材を動かすか、印字データを動かして位置調整できる機械が現場にはある(必要)ということである。

※CTPオフセット印刷を専門にしてきたので、勘が狂う。


特色

CMYKの間に入ることあるそうで、それは、ペットボトルのラベルを印刷している会社の話し。
しかし、こうでなければならないという「決り(掟)」はないらしく、基本は、印刷インキの特性、印刷機の特性に左右されると言うことではないか。
CMYKの間に特色を入れるのは、デザインのプロの技かもしれない。

*上下の色の重なりを意識している会社は、不透明度の高いインキを使っている証拠かもしれない。




■ 商業印刷(CTPオフセット)

出所: 東洋インキ、DIC その他インキメーカー、

Kから印刷を開始するので、印刷物の一番下に「K」がきて、一番上に「Y」いるということになる。

K->C->M->Y
K->C->M->G->Or->Y (6色分解の時)
昔は、CMYKで、最後にKだったような気がする。
その理由は、CMYの透明度が低いのでKの上にCMYの色が乗ると、黒の色がシャキッと出てこないと言われたような記憶が残っている。

現在は、濃い順に印刷した方が位置合わせしやすいのだという説明を聞く。

しかしいずれにせよ、インク間のタックの問題もあるので、インキメーカーの指定順をそのまま守るべきと考える。




■ レタープレス(樹脂凸版)

昔は、YCMK、YMCKの順番で印刷を行なっていた。
理由は、先に印刷したインキが乾く前に、次のインキを印刷するために、最後にYが来るとインキの混色が出てくるためだという。

現在は、一色づつ乾燥させていることから、刷り順については、あまりこだわらないという。
特色を印刷する事は多いが、(CMYK)を印刷した後ろになることが多い。


一応、オフセットと同じ並びになっている。

C->M->Y-K>S1->S2->S3->




■ 箔押し

コールドホイルの印刷が普通になったが、印刷順は、聞くと、

H->(CMYK)->S1->S2->

最初にくる場合と、

(CMYK)->S1->S2->S3->->H

最後にくる場合とがあるそうだ。


2013-7-8-j

2013年5月9日木曜日

epsファイルの精度とRIP演算



■ %%BoundingBox: 0 0 73 72

イラストレータでデザインをしたあと、epsファイルに保存する。
このとき、デザインした画像は、デザイン画が入る最小の大きさの四角形として保存される。この四角形は、バウンディングボックス(BoundingBox)として数値的に記述され(下記の例)、それは整数となっている。
また、この単位は、ポイント(point=1/72inch)になっている。
*PostScriptの演算単位はポイント。

%%BoundingBox: 0 0 73 72
左下を原点(0,0)として、右上の値が(73,72)という意味。

この例は、イラストレータで「1.0010x1.0inch」の四角形(線幅=0.0)を描いたときの例である。
epsファイルのBoundingBoxの値は、1.0010inch=72.072pointとポイントに変換したあと整数化(切り上げ)されて「73point」となっている。

この精度(誤差)は0.0138889mm(13.9um)となり、大きい。

73-72point=1point
1point=1/72inch=0.0138889mm

epsファイルを処理するアプリケーションは、epsファイルに記載されたこの「0 0 73 72」pointの値を使って処理を行うことになる。すなわち、イラストレータで「1.001mm」と1ミクロンに接近した値を指定したとしても、epsファイルに保存するときに、細かな値は丸められてしまうわけで、目的の精度は出ない。


■ %%HiResBoundingBox: 0 0 72.0723 72

その誤差を小さくするために、「HiResBoundingBox」という規定があり、小数点以下4桁を表示する項目が加わっている。高精度の描画を行うときには、こちらの値を使うことになる。
*1.0010inchが72.0720pointではなく、72.0723pointになる理由は不明

しかし、PostScriptの演算においては規定により2桁目までが有効桁数であるため、小数点以下3桁目は切り捨てられるので、実際には「72.07point」で演算される。

その精度(誤差)については「0.01point(0.139um)」ととなり、「%%BoundingBox: 0 0 73 72」の100倍良くなる。


■ 検証

方正が販売しているEagleRIPを調べてみたが、HiResBoundingBoxの値を使っていた。
すなわち、横:1.00013inch(72.00936point)、縦:1.000inch(72.000point)の四角形をイラストレータで描く(線幅=0.00とする)。
epsCS3で保存した結果は、下記の通りである。

%%HiResBoundingBox: 0 0 72.0093 72

そして、精度を上げて高解像度6000dpiでRIP処理をおこない1bitTIFFへ保存して、Tag情報を調べた。その結果、横=縦=6001pixelとなった(1pixelはRIPの処理システム上の誤差)。

すなわち、6000pixel=72.00point(1.00inch)x6000dot/inchという検算結果から、3桁目の「9」は切り捨てられ、「72.00point」としてPostScriptの規定通りRIP演算されたということになる。

1.001inchの場合は、6007x6001pixel(+1は誤差)となり、3桁目が切り捨てられた確かに72.07pointでの演算で処理がおこなわれていた。

72.01/72)x6000=6005.833=6006pixel

{NJ-2013-5-9}




2013年4月11日木曜日

リョービの充電式掃除機 --- 初期不良(治しました)

掃除機の充電器の話、

リョービの充電器取り替え式の掃除機を買って使っている。
しかし、すぐに充電できなくなってしまい、困った。
200回以上充電できるはずなのに、50回余りしかしていないと思いう。

掃除機から充電パーツを抜いて、充電器に差し込んで充電させるが、これは充電できませんと点滅する。おかしい。


こんなことを書いていました。------2013-4-11

その後、真剣に、調べました。
その結果を、付け加えて書き込みました。------2013-5-9



■【接触不良】--- 不良品ではないか?-------当たり!!!

充電器に差し込んで、コネコネと、「力」かけて充電バッテリを動かしていると、充電を開始するようになった。しかし、だんだん馬鹿になってきて、放置状態。
購入して、1ヶ月でおかしくなり、半年余でたまにしか反応なくなり根負け状態。
廃棄するには忍びない(自分で買ったから)。
接触すれば、充電はしてるので。

買い換えろと言われても、充電バッテリが5000円は高い。

写真で見るように、3芯のコンセントみたいにつながっている。
その中で、平べったい部分の接触が悪かったことが分かり、充電器側の接点(銅製と見られるの茶色の金属)を奥に引っ込んでいたのをマイナスのドライバで表に出した。

そうしたら、素直に充電するように、「あっさりと簡単に」治ってしまった。

これ、差し込んで充電を繰り返している内に、
接点端子が引っ込んでしまって、接点不良をおこしていたものと、
想像できる。



■【冬は、充電できない】--- 不良品?

コタツで充電パーツを温めてから(危ないから手で持って)、充電を試みたら開始した。
氷点下の気温が続く中、掃除機が置かれていた場所は寒く、よく冷えていたと思う。

■【マキタの掃除機が一番良い】------そうでもない!!!

充電パーツを交換できるから「リョービの掃除機」が良いと思ってたけど、マキタよりも比べ物にならんくらい短命(10%くらい)、結局「損」をした。
絶対に「マキタの掃除機」にするのが、お買い得。

新しく妻が購入したが、吸引力がほんわか(ソフト)していて弱い。
リョービの方が男性的で、吸い込みが強くてよい。


■【女性の意見】

マキタが絶対に良い。
リョービは、見た目だけ。
高速とか書いていても、文字通りではない。
結局、充電が悪いので、肝心の時に役に立たない。

-----リョービの接触不良は治したが、電気に弱い女性にはとても不利な欠点である。

■■■ ダメな製品、広告に騙されたきがして仕方がない。






N/K